雅玲の日記
埼玉県さいたま市にて生田流正派の琴教室・三味線教室を営む中川雅玲の日記です。新しい可能性を目指して常に新しいことにチャレンジしています。そして保守的な面も守りながら^^
日本の伝統芸能を少しでもたくさんの方に伝えていけたら....
教室については教室のホームページをご覧下さい。
このブログは以下の URL で RSS 1.0 に対応しています。https://garei.org/Diary/index.rdf
2010.02.02 新年初座入
_ 新年初座入
1/31日に奥田雅楽之一先生の稽古場で新年初座入というお弾き初めが行われました。家元先生も聴きにいらしていただき緊張する会でした。
最後の家元先生の講評で「教えをうけるということそれはとても大事なことです。そしてその教えを伝え、受け継いでいく、脈々とつなげていくことが日本の伝統楽器です。」とおっしゃられていました。
中島靖子家元先生のお話はいつも、気品にあふれ、素晴らしい内容のものがたくさんあります。
小さなころから初代家元先生のもと、帝王学を学ばれ芸の道一筋に1世紀近くを生きていらっしゃるそのお姿には神々しささえあります。
私も教えをうけながらさらに自分のお弟子さんたちにも伝えていきたいと思っております。
奥田先生の稽古場は若い方の活気にみちておりました。
私も負けずにがんばろうと思っております。
私は新年初座入で満足のいく演奏ができなかったのですが(尾上の松は1年かけて1000回はひいたという自負で演奏に臨みました)、演奏後に「芸はひたすら磨くこと、磨くことをやめたら輝きを失います。今のあなたは前よりももっと輝いていることに気付いてください。」というお言葉をいただきました。
まさにその通りですね。
なんだか説教くさいブログになってしまいましたが、この1年でまた磨きをかけたいと思います。