雅玲の日記
埼玉県さいたま市にて生田流正派の琴教室・三味線教室を営む中川雅玲の日記です。新しい可能性を目指して常に新しいことにチャレンジしています。そして保守的な面も守りながら^^
日本の伝統芸能を少しでもたくさんの方に伝えていけたら....
教室については教室のホームページをご覧下さい。
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2008.12.06 黒髪
_ 黒髪
さて師走、今年ももうすぐおわりですね。
今年は本当に出会いに恵まれた、良い一年でした。
今、NHKの朝の連ドラ「だんだん」で黒髪の京舞やっていますね。
伴奏で聞こえてくるのはもちろん三味線です。
こちらは地歌なので手付けが多少違いますが、歌詞などはほぼ同じです。
舞妓さんの着物も素敵ですね。
少し、邦楽ブームになってくれれば...と期待しています。
黒髪は技巧的には初歩の方でも十分ひけるものですが、簡単な曲だけに
大変難しい曲でもあります。
歌や音色でいかに、女の情念ややるせなさ、など淡々とそして大人の女性を
表現しなくては、なのでとても深みのある曲です。
今年の教室の発表会でも演目として取り上げましたが、「あれははじめたばかりの
若い方にひかせる曲ではないわよ」と親師匠に怒られてしまいました。
来年の合奏曲も決まり年明けからは合奏練習開始です。
2008.12.18 不況
_ 不況
世の中は不景気、派遣切り、内定取り消しや、大手企業の減産やマイナス決算など
本当に負のスパイラルに陥っているような気がします。
幸い、私のまわりで直接的な被害をうけた方はおりませんが景気が悪いと
いわれる中でまずきられるのが文化的なことかもしれません。
文化的なこととは、つまり「それがなくても生きていける」ということですね。
芸術関連などはまさにそうですね。
でも本当にそうでしょうか?
人間は文化的な活動をしなくなったらとてもつまらないと思います。
それはどういう形であっても良いと思います。
内面の充実があってこそ、日々の暮らしをしていけるのでは....と
思っています。
大切な時間とお月謝を払ってきていただいている生徒さんには少しでも充実した
1時間を過ごしていただけるようにと、いつも念頭においています。
幸い、私と過ごす1時間がとても楽しい、とおっしゃってくださる方や、贅沢な時
間、
お箏をひいている間、いやなことを忘れられるんです、といってくださる
方もいます。
箏や三味線をこくことが、癒しであったりストレス解消であったり、
純粋に楽しければいいなぁ....といつも思っています。
そして超絶した技術でひくこと、高い技術でひけることがすべてでは
ありません。
まだまだ初歩の方でも一音だけでもとても素敵な音色でひけたり
することはあります。
そういう表現や音色の大切さも考えながら、これからもお稽古に
臨んでいこうと思っています。
2008.12.25 クリスマス
_ クリスマス
さて今日はクリスマス。
我が家はやっと一昨日ツリーをだして、準備をしました。
子供たちはサンタの到来をとても楽しみにしているようで、24日の朝おきると
娘は「ママ、もう日本にサンタさんきているよね?」と開口一番聞いていました。
子供は本当にほほえましいですね。
私もプレゼント欲しいです....
そして学校の終業式も無事おわり、いよいよ冬休みです。
休みは普段の生活と違うのでなんとなく落ち着かないですね。
今年のお稽古は28日まで。
お正月はゆっくり過ごしたいものです。